- being with plants -

2023/09/26 20:54


〜being with plants の「葛布ナプキン」は、
葛のツルより糸を抽出するところから始まります〜

【葛糸づくり】
<葛蔓採取〜発酵室入れ>
この昔から伝わる葛糸づくりは、真夏30度超えする季節、
葛蔓を採取後→釜で茹で→ススキで作った『室』の中で発酵させます。
<発酵室だし〜洗い抽出>
数日後、“ちょうど良い”発酵状態になった時に室から取り出し川で洗うと糸を抽出することができます。

【葛布 織】
抽出した葛糸は 古来より布を織り日常生活に取り入れられてきました。
この「葛布」は日本に古来より存在する三大原始布の一つです。
通気性がよく蒸れにくいことに加え 速乾性も高い事から、戦国時代には甲冑の下に身につける素材として使用されていたという記録も残っています。
そこにヒントを感じ、「生理用布ナプキン」の中に「葛布」を取り入れることにしました。

【縫製】
織あがった葛布は、お母さん達が1 枚1 枚縫製し葛布ナプキンの形にしてくれています。
「月経」は 身体のサインを知る大切なお知らせの期間。
自分の身体を愛しんで欲しい。
初潮を迎えた娘へ 母からのメッセージ。
そんな想いも込められています。